羽根川牧人

八雲京語り2巻 宮廷に雲雀舞いいづる 感想

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八雲京語り 宮廷に雲雀舞いいづる (富士見L文庫)

 

平安時代(っぽい)の後宮物語のきゃっははうふふのラブロマンスではありません。宮中にめぐる女の戦いでもありません。少年と女性の人間としての成長物語といった感じですね。私としては恋愛物じゃないので安心して読めます(笑)恋愛物って読んでいて恥ずかしくなっちゃうんですよね。

今までのおさらいはこちらから
八雲京語り1巻 宮廷に鈴の音が響く 感想

八雲京語り2巻 宮廷に雲雀舞いいづる 感想

今回もとても安心して読むことができました。宮中の女のドロドロとした戦いもないですし、嫉妬心もないですし、好敵手と切磋琢磨しながら成長するという感じでよかったです。

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

今回も上手に構成されていて読みやすかったです。新キャラの凪雲くんも素敵なキャラでした。また雲雀と鈴鳴の成長が見れてよかったです。今回は有宗くんのポジションがなかなかでしたね。またぜひ続編が出るとうれしいです。