峰守ひろかず

新宿もののけ図書館利用案内1巻 感想

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新宿もののけ図書館利用案内 (メゾン文庫)

 

お仕事物+妖怪のお話といった感じです。同じ作者峰守ひろかずさんの「六道先生の原稿は順調に遅れていますシリーズ」に近い感じです。あちらは図書館司書さんではなく、編集者さんでしたけどね。

 

どちらも小説に関わるお仕事で、似た雰囲気です。主人公も女性です。共感もできて、雰囲気もよい感じで読みやすいです。妖怪と言ってもおどろどろしい雰囲気ではなく、のんびりおっとりした雰囲気でよかったです。

新宿もののけ図書館利用案内 感想

妖怪図書館で働くのは楽しそうですけど、昼夜逆転の生活は辛いなって思っちゃいます。お給料はよさそうですけどね。末花詞織さんにとってはどうなんでしょうか?

 

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

図書館司書さんって楽そうに見えるお仕事ですけど、実際は大変なんでしょうか?私がよく行く図書館では、司書や臨時職員?みたいな人たちがカウンターで気ままに大声でおしゃべりしているのを見かけて、それでいいのかな?ってぎょっとしたりしますけどね。

 

 

他にもいろいろ「えっ!?」って思う行動を見かけたり、カウンターで不快な発言をされたりしたこともあります。なぜわざわざ利用者に嫌味を言うの?みたいなことがありました。

 

 

公共の図書館を気持ちよく利用しているとは言いがたいかなって感じですね。でもまぁただで本を借りて読むことができるので、しようがないかなって我慢しているところもまりますよね。他の図書館ではどんな感じなんでしょうかね?

 

 

続編を希望

今回のお話も特に恋愛に発展するとかはなかったですね。もう少し恋愛風味があっても、おもしろい気はしますけどね。そして牛込山町カイルさんの服や眼鏡はどうなっているんでしょうか?気になりますね。

 

全体的に結構あっさりとした感じだったので、またもっと、ものすごい悪の妖怪と戦う感じの続編が読みたいですね。