少女と妖怪たちの、はちゃめちゃな物語りももう5冊目なんですね。今回はどんな出屋敷市子ちゃんと仲間たちの冒険なんでしょうか。楽しみです。
今までのおさらいはこちらから
■レベル少女3巻 もしかして彼女はレベル97 感想
■レベル少女4巻 レベル96少女、不穏な夏休み 感想
レベル少女5巻 レベル95少女の試練と挫折 感想
葛葉芹香ちゃんが表紙にいなくてかわいそうですね。語り部さんの彼女にもぜひ栄誉の場を。と言っても最近、語り部さんじゃないシーンも多いですけどね。彼女のツッコミが前よりも厳しくなっている気がします(笑)彼女も成長というか、諦めの境地や妥協を覚えたのかなって思っちゃいました。
※以下、少しネタバレを含む感想です
彼らの死は彼らのものではないのか
私は雀さんが好きなんですよね。もちろん美少年モードに限りですけどね。市子ちゃんが行方不明になったのは、先生たちに知らせないといけないものだったのでしょうか?
その所為で騒ぎが大きくなちゃったような気がしてなりません。秘密にしておいたら、なんか解決してたり、うまくごまかせたような気がしてしまうのはなぜでしょうか。
でもあの病院でのやりとりは結構考えさせられちゃうお話でしたね。それ意外は結構、はちゃめちゃな展開でしたけどね。宇宙人!?世間のリアルな常識が通用しないところがおもしろいですね。
芹香ちゃんと出屋敷大雅さんの会話がシュールで笑えました。世界の常識と市子ちゃんの常識がかけ離れすぎています。
大雅さんはイカちゃんが苦手だったんでしたっけ?向こうは好きなのにね、と思うとなんか切ないですね。クラスの子は市子ちゃんがオバケの力で瞬間移動できるということを理解しているというのがすごいですよね。
そして何気に助六さんの行動が怖いです(笑)事前にすごい準備しているところが!!ところで助六のしっぽはまた生えてくるんでしょうか?九尾の狐じゃなくて、七尾の狐のままなんでしょうか?気になります。
今どきのゲーム1日1時間では終わらない(カードゲームのお話)
芹香ちゃんと同じで耳がすべる、脳がすべるというか、目がすべる。自分が興味ないからなのか、意味がわからないですね。カードゲームのルールとかどうでもいいやって思っちゃう自分がいて読むのが苦痛でしたね。でも雰囲気はよかったですよ。これぞレベル少女という雰囲気でした。
ただカードゲームの内容が興味ない人にとってはちょっと退屈でしたね。話の流れはよかったです。そして田口楓ちゃんががっこよかったです。ちょっとわがままでガサツな子だと思っていましたが、いいとこもありました。
あとは何気に毛野さんの私生活(?)が、わかってびっくりしました。そして少しは出屋敷市子ちゃんも人間に近づいているのでしょうか。次の巻も楽しみです。