浜村渚の計算ノートももう9冊目ですね。今回の恋人たちの必勝法(マーチンゲール)もとてもおもしろかったです。まっという間に読めてしまいました。
今までのおさらいはこちらから
■浜村渚の計算ノート6巻 パピルスよ、永遠に 感想
■浜村渚の計算ノート7巻 悪魔とポタージュスープ 感想
■浜村渚の計算ノート8巻 虚数じかけの夏みかん 感想
■浜村渚の計算ノート8.5巻 つるかめ家の一族 感想
浜村渚の計算ノート9巻 恋人たちの必勝法 感想
今回も浜村渚ちゃんに楽しく数学を教えてもらえました。レピュニット数、不等号、カジノの必勝法など知らない数学の知識が学べて勉強になりました。でも人間が不幸になる描写はなくしてもらえると、もっと素直に数学として楽しめるんですけどね。それがちょっと残念です。
※以下、少しだけネタバレを含む感想です
2話目の私と彼氏の不等式の唐沢祈莉(からさわいのり)ちゃんと城ヶ崎充くんの関係がとてもよかったです。渚ちゃんが、キラキラしちゃうのがわかります。羨ましいですね。きゅんキュンしちゃいました。
数学の不思議と魅力
今回も数学の不思議というか、魅力が満載でしたね。どうしてそなるの?なんでなんで?という純粋な疑問が楽しかったです。高校生の頃、パーミテーションやコンビネーションの問題を解くのが好きだったんですよね。クイズをやっている感覚だったんでしょうか?
ギャンブルと数学の関係
ギャンブルの確率のお話もおもしろかったです。数学がよくわからない自分としては、ギャンブルなんてやらないのが正解だと思った方がいいのかな(笑)認知バイアスみたいな錯角がどうたらこうたら、とちょうどそんな番組を見た後だったので、より納得してお話を読むことができました。
直感に騙されちゃだめなんですよね。そうは言ってもなかなか難しいものがあると思いますけどね。マーチンゲール法、なかなか興味深い法則なんですね。今回、このお話でギャンブルをお金の勝ち負けじゃなくて、数学を楽しむ場にする人たちがいることに驚きました。
男を見る目?
城ヶ崎充くんのかっこやよさに比べたら、なんとクルピエ・マーチンゲールさんのダメダメなことか。こういう男は許せませね。キューティーオイラーにはもっとちゃんとした男の人と幸せになってもらいたいです。この場合って武藤さんなんでしょうか?