ばけもの好む中将シリーズももう8冊目なんですね。今回もとってもテンポがよくておもしろかったです。今回の怪異の謎もちゃんとオチが付いていて読みやすかったです。宗孝くんの恋を邪魔する中将兄妹がかわいらしかったです。
今までのおさらいはこちらから
■ばけもの好む中将4巻 踊る大菩薩寺院 感想
■ばけもの好む中将5巻 冬の牡丹燈籠 感想
■ばけもの好む中将6巻 美しき獣たち 感想
■ばけもの好む中将7巻 花鎮めの舞 感想
ばけもの好む中将8巻 恋する舞台 感想
真白ちゃんと春若君のコンビが好きなんですよね。「春若ぎみ」であって「春若くん」ではないんですよね?途中まで「くん」づけで読んでいて、かわいいなって思って、待てよこれは平安時代物だったと気がついてしまいました(笑)私、疲れてるのかな。そして宗孝くんは初草ちゃんと幸せになってもらいたいですよね。
※以下、少しだけネタバレを含む感想です
十郎太さん
相変わらず十郎太さんはかっこいいな。中将さんといい関係にならないかなと密かに願っております。十郎太さんはかなりのキーパーソンですよね。誰に仕えているんでしたっけ?結構物語を忘れているので、完結したらまた1巻から読み直したいですね。
今後の展開も楽しみ
今回は右大臣やその妹たちの暗躍(?)はなかったですね。次回はどういう展開になるのかとっても楽しみです。中将さんの復讐も気になります。宗孝君をその道具として扱うのだけはやめて欲しいですよね。いつまでものんびり怪異めぐりをする仲でいて欲しいです。