気が付いたら行動心理捜査官シリーズの新刊が出ていたんですね。相手のちょっと仕草から犯人を導き出してしまう行動心理学のプロががんばるお話です。そんなわけで久しぶりに行動心理捜査官シリーズを読みました。１巻から５巻は一気に読んだので、細かい人物設定など忘れている気がしますね。
今までのおさらいと７巻以降の感想はこちらから
■行動心理捜査官・楯岡絵麻１巻 サイレント・ヴォイス 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻２巻 ブラック・コール 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻３巻 インサイド・フェイス 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻４巻 サッド・フィッシュ 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻５巻 ストレンジ・シチュエーション 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻７巻 セブンス・サイン 感想
行動心理捜査官・楯岡絵麻６巻 ヴィジュアル・クリフ 感想
おもしろかったです。何巻目かで違和感を覚えた楯岡絵麻さんの性格も元に戻っていて安心しました。今回もすごく引き込まれる内容でおもしろかったです。おもしろくて一気に読んじゃいました。今回は恩師との直接対決でした。
※以下、少しだけネタバレを含む感想です
催眠商法（ＳＦ商法）
小説の中にでてきたこの怪しいお店、本当に私もにこんな怪しげなお店を見かけたことがあるんですよ。ある日スーパーの近くから、お年寄りたちが袋を持ってぞろぞろ建物から出てくる姿を見ました。
なんだろう？と不思議に思っていました。お年寄りを集めて、無料商品を配って、健康器具とかを売るという販売方法があるとテレビで特集をしていたのを思い出したので、健康器具とかの販売なのかなと思っていました。
違う場所でも発見
それから数ヶ月経ったらそのお店はなくなったみたいでした。お店というかイベントといったかんじだったのかなって思っていました。すると今度はまた全然違った場所で、似たような感じでご年配の方たちがぞろぞろと建物から出てくる姿を発見しました。すごく怪しいんですよね、その建物が。数年前につぶれたお店のはずなんですが、外から中が見えないようにポスターとか貼紙でめばりして塞いであったんだですよ。
建物の中身が絶対に見えないようになっているんです。なんかすごく怪しい。外から見えたら困ることをやっているってことですよね。怪しくないのならば中を見せてもいいはずですし、中から出てくのはご年配の方ばかりなんですよね。年齢の偏りがあってなんか不気味でした。
外には軽トラックとか自転車がたくさん、とめてあるんです。たぶん集められたお客さんのものだと思います。かろうじてなんか会社名みたいなのが書いてあって、すごく気になったのでネットで調べてみました。パソコンソフトみたいな名前だったような気がします。やっぱり私が睨んだとおり、健康器具っぽいのをお年寄りに売りつける会社でした。そしてこの小説のように数ヶ月でお店をたたんで、次のとこに行くみたいです。数ヵ月後に、そこの近くを通ったらもう何もありませんでした。
怖い
現実にあるんですね、こういうのって驚いたのを覚えています。やっぱり騙されちゃうんでしょうかね。みんなが持っていた袋はたぶん無料配布の品だったんでしょうね。あとから母の知り合いが行ったという話を聞きました。
無料でいろいろもらえたよという話しを聞きましたが、その後、どうなったのかは知りません。母も誘われたみたいですが、行かないという判断したので安心しました。行ってしまった人たちはやっぱり何か高いものを買わされちゃったんでしょうか？ただより高いものはないってことでしょうか。
商売上手と詐欺の差は何？
催眠療法みたいな感じで言葉巧みな心理作戦に操られちゃうんでしょうか。怖いです。騙されないぞって思っていても隙をつかれてしまうんでしょうか。怖いです。どこからがセールストークでどこからが催眠商法なんでしょうか。
ちょっとノウハウを知りたいと思っちゃいますね。どうやって他人の購買意欲を煽るんでしょうか？本当に欲しい物を妥当な値段で買うのならばいいんですけど、集団心理みたいなのをたくみに利用されて欲しくもない物を安いからとかお得だからとかで売りつけられたら嫌だなと思っちゃいました。
まぁ怪しいものには近づかない方がいいってことでしょうね。やっぱり洗脳みたいなことになっちゃっているんでしょうか？初めは無料でもらえるといって段々と洗脳していくんでしょうか？あとは○○さんもあれ買ったんですよとか、他人を引き合いにだして比べたりするんでしょうか？あとは親身になって話を聞いてあげたりする手法なんでしょうか？
さらに怪しげなお店が近所にできました
今度は自然食品をうたっているお店が近所にいつのまにかできていました。本当に純粋な自然食品のお店なのかな？と思ってネットで調べてみたら、高い商品を買わせられたとか結構被害が出ていてびっくりしました。オープンセールで無料クーポン券とかついているチラシを見ましたが、怖いですね。「タダより高いものはなし」でしょうか。
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