「古事記異聞 鬼棲む国、出雲」は高田崇史さんの新シリーズの小説なんですね。私は古代の歴史が大好きです。出雲もいいですよねぇ。古代出雲なんてロマン溢れます。期待に胸が膨らみます。今回はどんな古代の謎の秘密が明かされるんでしょうか。楽しみです。
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■古事記異聞2巻 オロチの郷、奥出雲 感想
古事記異聞 鬼棲む国、出雲 感想
今回のシリーズの主役は薬剤師さんではなかったです。民俗学を学ぶ女性でした。正直、主人公はQEDシリーズのタタルさんや奈々ちゃんでもよかったんじゃないかなと思いましたが(笑)これはこれでよかったです。彼らとニアミスすることを期待しています。毒草師さんでもいいですよ。
※以下、少しだけネタバレを含む感想です
出雲の旅行ガイドブック(古代の謎編)
相変わらず現代の事件の方はうんって感じの内容でしたが、古代の謎の方はおもしろかったです。今回は古代遺跡好きの旅行パンフレット案内といった感じの旅行でしたね。女の子向けの縁結びツアーという感じで、出雲旅行のガイドブックにいいと思います。
たぶん作者さんもこの時間スケジュールで観光地をまわったんだろうなという印象を受けました。しかも今回はひとり旅でしたね。女性の一人旅は感心しませんね。途中で准教授が合流するのかなと思ったら、それはなかったのが残念でした。ぜひ彼女に頼りになる相棒を登場させて欲しいです。
新シリーズの続編も楽しみ
次回も出雲なんでしょうか?まだ今回も明らかにされていない謎がテンコ盛りなのでぜひ次回も出雲地方の古代の謎を解いて欲しいです。それとも違う地域に行っちゃうんでしょうか。とも思いましたが彼女の研究テーマが出雲なので、次回も出雲地域の掘り下げであることを願っています。
次回は奥出雲の魅力ついて教えてくれるとうれしいです。砂の器で亀嵩という地名が出てきたような気がします。お蕎麦がおいしいんでしたっけ?そんなわけで続編も楽しみにしています。
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