トリプルゼロの算数事件簿7巻もとうとう最終巻になってしまいました。これ1冊でどうきれいに決着をつけるんでしょうか?楽しみです。小学生たちの楽しい学校生活は守られるのでしょうか?どうやって算数の力でそれを解決するんでしょうか?そして過去から続くキツネさん関連のお話にも決着がつくのでしょうか?楽しみです。
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トリプルゼロの算数事件簿7巻 感想
おもしろかったです。この問題をどう数学で決着をつけるのか楽しみにしていました。まさか30年前のの事件もつながってくるとは驚きです。なんだかんだで小学生たちがすごすぎてびっくりします。ですが今回は大人たちもよかったです。いじめの問題って難しいだなと改めて考えさせられました。誰も争わない学校生活が理想ですが、それ故、自由に発言もできなくなってしまうの学校生活は楽しくないですよね。難しいバランスですね。最後はみんなが力を合わせて解決するというのがよかったです。綺麗に完結していてよかったです。
※以下、少しだけネタバレを含む感想です
ファンタジー要素は薄めで数学要素を盛りだくさんがいい
ファンタジー要素がもうちょっと少なめだったら言うことなしですね。でも今回も数学の問題がテンコ盛りでおもしろかったです。よく考えてあるなって感心しましたし、阿頭が混乱しちゃいました(笑)あとは後日談がいろいろと欲しかったですね。ちょっと物足りないです。有明雄天くんとお父さん隆弘さんの関係がよくなったとか欲しかったですね。お父さんががんばったことが息子に伝わってるといいなと思います。あとは神之内宙くんと雄天君のお父さんは知り合いなのかなとか。それとも宙くんのお父さんと知り合いなのかなとか、そこら辺の詳しい事情も知りたかったですね。きっと数学関連の繋がりですよね?宙くんのお父さんは大学の教授でしたっけ?ちょっとうろおぼえですが気になりますね。
続編希望
算数のトリプル事件簿があったから、宙くんのお任せ数学屋さんが生まれると思うとちょっと感慨深いものがありますね。そして美音ちゃんのその後や虎山会長のその後、白石大智くんのその後なども詳しく知りたかったですね。でも想像の余地がある方が楽しいとも言えますね。けれども彼らの高校生バージョンのお話も読んでみたいです。ぜひ続編をよろしくお願いします。そしてまたわかりにくい数学の世界をを楽しく理解させて欲しいです。自分が小学生の時にこの本に出会いたかったです。