織守きょうや

記憶屋2巻 感想

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記憶屋II (角川ホラー文庫)

 

記憶屋の2巻目です。今回は前回と主人公は同じ人なんでしょうか?ホラーではないので、その辺は安心して読むことができます。でももう記憶屋の正体がわかっているので、そのどきどきとかは今回は感じないのかな?どうなのかな?と期待と不安が入り混じった気持ちで読んでみました。

今までのおさらいと3巻以降の感想はこちらから
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記憶屋2巻 感想

男性アイドルユニット(?)の2人組が良かったです。この話が一番よかったです。ホラーでもなんでもなかったですけどね(笑)記憶屋的なエピソードも必要なかったような気がしますしね。全く怖くもなく、少女漫画のようなきらきらした感じの恋するお話で素敵でした。

 

青(アオ)と緑(リョク)でシアンの2人組の設定がとってもよかったです。記憶屋の1巻の弁護士のキャラクターもよかったですし、この作者さんは男性の2人組を描くのが上手な気がします。作者さんは女性でしょうか?

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

もういっそのことホラーより、そっち路線の作品を書いていった方がいいんじゃないかなって思っちゃいました。胸きゅん少女漫画系かBL系でいいんじゃないでしょうか?今回はアオとリョクの双子がとってもよかったです。素敵な魅力あるキャラクターたちでした。

 

ヒロインポジションの女の子もよかったです。こんな素敵な男性2人にちやほやお姫様扱いされたいですね。このお話は恐怖もないし、悲しさもななくて、ちょっぴり切ないですけど、さわやかな青春のままお話が終わってよかったです。

 

CIPHERサイファ

成田美名子さんのCIPHERサイファという少女漫画を思い出しました。友達のお姉さんの影響で教えてもらった漫画なんですよね。懐かしいです。アメリカを舞台にしたお話で、元気はつらつの女の子と双子のイケメンとの恋愛物語です。

 

完結しなかった

そして記憶屋2巻は、まさかの続くで終わっちゃいました。びっくりしました。さぁ、これから3巻を読むぞ。記憶屋さんの正体が、実はあの人じゃなかったり、なんてことがあったりするんでしょうか?なんか大どんでん返し的なエッセンスが欲しいところですね。

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