人間とロボット(ウォーカロン)の近未来のお話のWシリーズももう8冊目ですね。今回はハギリ先生はどんな危険な目にあうんでしょうか?(笑)そして例の名前を言ってはいけないラスボスさんは登場するんでしょうか?楽しみです。
今までのおさらいと9巻以降の感想はこちらから
■Wシリーズ1巻 彼女は一人で歩くのか? 感想
■Wシリーズ2巻 魔法の色を知っているか? 感想
■Wシリーズ3巻 風は青海を渡るのか? 感想
■Wシリーズ4巻 デボラ、眠っているのか? 感想
■Wシリーズ5巻 私たちは生きているのか? 感想
■Wシリーズ6巻 青白く輝く月を見たか? 感想
■Wシリーズ7巻 ペガサスの解は虚栄か? 感想
■Wシリーズ9巻 天空の矢はどこへ? 感想
■Wシリーズ10巻 人間のように泣いたのか? 感想
Wシリーズ8巻 血か、死か、無か? 感想
物語の前半は割りとのんびりエジプト見学しているなと思っていました。ですが、後半から物語が怒涛の展開を迎えて、おもしろかったです。人間を殺した最初の人工知能とは、なかなか気になるワードですね。
今回も危機的状況に陥るハギリ博士ですね。人工知能って電源が絶えず供給されないと使えないと思っているんですが、どうなんでしょうか?電源をぶちっと切っちゃえば済む問題ではないんでしょうか?
※以下、少しだけネタバレを含む感想です
今回の一連の事件は、実はウォーカロンに最初から、ポスト・インストールさせないために仕組んだことだったりしないんでしょうか?と私は睨んでいます。これでウォーカロンも人間だと認識されたりしないんでしょうか?
世界は繋がっている
森博嗣さんの過去の小説からの登場人物の名前が多数登場しました。物語の後半にいろいろとめまぐるしい展開になってきました。すごい情報量で頭がパンクしそうです。あの人があれで、この人がこれでと考えるだけでわくわくします。
うれしいやら懐かしいやらの固有名詞が多数登場なんですが、結構内容を忘れているので悲しいです。女王の百年密室などの女王シリーズなどを読み返さなきゃいけないですね。聞いたことがある名前が出てきてるってうれしく思ったんですが、詳細を思い出せないんですよね。悔しいです。
Wシリーズ9巻以降も楽しみ
犀川先生とか西野園萌絵ちゃんとかは、この時間軸ではどうしてるんでしょうか?ハギリ博士が犀川先生ってことはないですよね?マガタ・シキ博士が存在している世界ならとちょっぴり期待したりしています。刊行予定の「天空の矢はどこへ?」「人間のように泣いたのか?」も楽しみしています。
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■Wシリーズ9巻 天空の矢はどこへ? 感想