山口幸三郎

天保院京花の葬送2巻~メフィスト・ワルツ~感想

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天保院京花の葬送 ~メフィスト・ワルツ~ (メディアワークス文庫)

 

天保院京花の葬送の1巻はキャラはよかったんですけど、話の内容がエグくて嫌な気持ちになってしまった小説です。でも登場人物の主役級の人たちは、気になる人たちばかりなので、勇気を振りしぼって2巻を読んでみることにしました。今回はマイルドな内容だといいなと思いつつ読んでみました。心霊現象のファンタジーありのミステリといった感じの小説です。

 

今までのおさらいはこちらから

天保院京花の葬送1巻~フューネラル・マーチ~感想

 

天保院京花の葬送2巻~メフィスト・ワルツ~感想

まず、字が小さくて目が疲れますね。天保院京花の葬送の前に読んでいた0能者ミナトの小説は字が大きくて読みやすかったので余計に目が痛いです。どちらも同じメディアワークス文庫の小説なのに字の大きさって統一されているものではないんですね。ページ数が多くなってもいいので、読みやすい大きさの字にして欲しかったなと思います。これでまた読書が集中して一気にできません。特にこの時期の花粉とかの所為で普段より目にダメージがあって、目が疲れて痛いんですよね。目が痒かったり痛かったりで涙目になって、コンタクトが入れられなくて眼鏡の日もあります。ただでさえコンタクトより眼鏡は疲れるので、目にかなりの負担が掛かっています。

 

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

今回も冒頭からグロかったです。語り部の女の子が「好奇心は猫をも殺す」になっていて本当にかわいそうでした。余計なことには首をつっこまない方が身のためなのかなと改めて思ってしまいました。

 

 

今回も辛かった

今回もそれなりにグロくてエグい内容でしたね。でも前回よりは、まだましだったかなという感じです。そして誰かががんばって事件を解決したって感じじゃなかったのが残念かなという感じですね。ただあるがままに、何かが起こって勝手に終わっていったという感じでしたね。事件の解決ではなくて、心霊現象の解説をしてくれたという感じでしょうか。納得はできましたが、刑事さんや霊能者さんががんばって事件を解決してくれたら、おもしろかったのになと思っちゃいました。