犬塚惇平

異世界食堂3巻 感想

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異世界食堂 3 (ヒーロー文庫)

 

それにしても前から気になっていましたが、異世界食堂における店主、店長、マスターがややこしいですね。誰のことを言っているのか考えてしまいます。それにしても異世界の住人のみなさんは、ほとんど自分の好みの食事ばっかり食べていますね(笑)そしてどのごはんもおいしいってすごく感動してくれるのは、こちらの世界の住人としてはうれしいですよね。

今までのおさらいと4巻以降の感想はこちらから
異世界食堂1巻 感想
異世界食堂2巻 感想
異世界食堂4巻 感想

登場人物の繋がり

異世界の住人さんがいろいろなところでちょっと繋がっていたりするのが楽しいです。でもカタカナ名って結構わけわかんなくなります(笑)この人、初めて出てくる人だったっけ?前にもいたっけ?ってわざわざ前の巻とか確かめちゃいます。そろそろ相関図とか登場人物一覧表が欲しいですね。

 

 

そしてこの小説は毎回、食べ物を食べることのありがたみを思い出せてくれます。こんなに味わっておいしいって言いながら食事をすることってなかなかないですよ。日々の業務として(?)淡々と1日3回の食事をこなしている自分の日々を反省しちゃいます。たとえ自分の作った食事だとしても、一口ひとくちおいしいって感動して、味わいを反芻しながら食べた方がいいのかなって思っちゃいます。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です。

 

 

こちらの世界

そういえば洋食のねこやの店長さんのフルネームが全く出てきませんね。下の呼び名みたいなのは今回ちらりと出てきましたし、ご兄弟がいるご様子なのもわかりましたし、何やら切ない事情もある予感がします。でも小出しにされている感じがして、はやく真相を知りたいです。アニメではその話はカットされていましたね。

 

 

店長さん関係の過去と彼の家族関係はアニメでは描くつもりはないのかなって感じですね。カレーパンの黒さんは出てきましたけど、「白」さん関係の話はなかったですよね。あとはアーデルハイドさんの病気「貧民殺し」はアニメでは誰にも伝染らないって言ってませんでしたっけ???私の記憶違いかな?使用人のアンナちゃんの覚悟とかは小説の方が伝わってきてよかったです。こんなにいい子だったのね。

 

 

正体

今回1番驚いたのは「おじいちゃーーーーーん!!!!」ですね。本当にびっくりしました。と思ったら、ちょっと違ったみたいですね。その描写を見逃したかな?それともそう思わせている?俄然4巻の内容が気になります。

 

※追記。3巻を読み終わった時点で、アニメの最終回を迎えました。ヨミさん、がっつり声とビジュアルでネタバレしてるじゃないですかーーーー!!冒頭で顔を隠していたので、このまま内緒にするかと思いきや、びっくりです。そしてなんだか残念です。私のあの驚きを返してって感じですね。そしてコロッケさん関係も、小説の方が彼の心情やら、みんなの行動がいろいろとあって、おもしろかったですね。

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