相手の仕草から犯人の嘘を見破って、自白に追い込む女性刑事さんのお話です。それにしてもエンマ様こと楯岡絵麻さんの魅力が段々と巻を経るごとに失せてきちゃっています。1巻ではちょっと年上のモデル級の美人刑事さんって感じで憧れを抱ける感じだったんですが、今では口うるさくてちょっと偉そうで嫌な感じな女になちゃっています。残念です。彼女の魅力を取り戻して欲しいです。
今までのおさらいと5巻以降の感想はこちらから
■行動心理捜査官・楯岡絵麻1巻 サイレント・ヴォイス 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻2巻 ブラック・コール 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻3巻 インサイド・フェイス 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻5巻 ストレンジ・シチュエーション 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻6巻 ヴィジュアル・クリフ 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻7巻 セブンス・サイン 感想
マンネリ化
シリーズも4冊目になるとちょっとマンネリ化でパターン化で飽きてきちゃうのが残念ですね。今回は今までよりちょっと行動心理学のパターンが増えましたね。でもそれだけで人間を決め付けられてしまうのはどうかなって思っちゃいますね。
やせてるから○○タイプだ!!とか服装の好みが派手だから○○だって言われるのは、まぁ当たっている部分もあるのかもしれませんけど、ちょっともやもやっとしちゃいますね。みんながみんなそのプロファイリングに合致するわけじゃないよね?と思ってしまいました。
※以下少しだけネタバレを含む感想です
毎回扱う事件が「あれ?この事件ってあの事件のことだよね?」とすぐ浮かんじゃうんですけど大丈夫なんでしょうか?実際の事件を参考にしているんでしょうけど、こんなに似ている設定で大丈夫なでしょうか?といつも心配になっちゃいます。しかもお決まりの「この物語はフィクションです」って書いてあるのも気になっちゃいます。
残念なイケメンさん
今回は「オイディプスの檻 犯罪心理分析班」に出てきた残念なイケメンさんのうちのひとりが登場ですよ。びっくりしちゃいました。しかもこっちの物語の方がいい男っぷりがあがっていますね。
向こうだとなんか調子のいいだけの人って感じでしたもんね。あっちの物語でも彼の職業に疑問だったんですが、嘘ではなかったんですね(笑)って思ったら最後はこれか(笑)ってあれは本心だとは思えないんだけどなという感じですね。
彼にもかっこよさと活躍の場面を与えてあげて欲しかったですね。まぁきっと今度は「オイディプスの檻 犯罪心理分析班」の方でがんばるんですよね?と今回もなかなかぶっ飛んだお話でしたね。勝手に協力とかしてもいいものなんでしょうか???
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