女性刑事さんが行動心理学を用いて犯人を落としていくシリーズの第3弾です。今回もおもしろかったです。もしこれが本当にできちゃうような世界だったら、背筋がぞわぞわとしちゃう怖い話ですよね。
今までのおさらいと4巻以降の感想はこちらから
■行動心理捜査官・楯岡絵麻1巻 サイレント・ヴォイス 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻2巻 ブラック・コール 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻4巻 サッド・フィッシュ 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻5巻 ストレンジ・シチュエーション 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻6巻 ヴィジュアル・クリフ 感想
■行動心理捜査官・楯岡絵麻7巻 セブンス・サイン 感想
そんなにうまくことが運ぶのか?
今回もおもしろかったんですが、まぁ実際はあんなにうまくいくもんじゃないですよね?人間ってそんなに簡単に誘導されたり操られたりするものなんでしょうか?今回はそこのところが、ご都合主義っぽくて、気になってしまってちょっと残念でしたね。
でも物語だからこれぐらい軽快に進んでくれないと、もどかしいなという気持ちもありますね。物語のテンポは大事です。
※以下ネタバレは含まない程度の感想です
また大きな敵が現れたんでしょうか?楽しみです。と思ったら思いの他はやく解決しちゃいましたね。絶対的ライバル的な悪が現れると楽しそうですね。それにしてもこの事件はあの事件ですよね?って浮かんじゃう事件はどうなんでしょうか。こういうネタって大丈夫なんでしょうか???
人間の心
それにしても人間の心って難しいですね。自分の心ですらわからないのに、他人の心を推し量ろうなんて土台無理な話なんじゃないかと思えてきますね。精神鑑定とか精神とか心の病的な判断って、難しそうですね。それにしても毎回思いますが、もうちょっと小説の表紙が自分好みのイラストだといいなと感じてしまうんですよね。
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