今回もめちゃくちゃおもしろかったです。街の治安を守るで公務員こぼこコンビと京都の妖怪さんたちのお話です。真面目で融通の利かない新人公務員火乃宮祈理(ひのみやいのり)ちゃんと、ぶっきらぼうで強面の公認陰陽師五行春明(ごぎょうはるあき)コンビが大活躍。京都の町で妖怪(異人)さんたちがふつうに安心して暮らせるように治安維持につとめる陰陽課の物語です。ほのぼのと楽しめる作品です。
今までのおさらいと4巻以降の感想はこちらから
陰陽課に入りたいというか異人さんになりたい
今回は話のテンポもよくて読みやすく構成もすばらしくて楽しかったです。1巻2巻3巻の中で今のところ、この3巻目が1番好きです。
※以下ネタバレは含まない程度の感想です
いのりちゃんの心情の変化とかもかわいくてよかったです。応援したくなっちゃいます。異人さんたちの個性も際立ってきて楽しいです。彼らだけが繰り広げる物語も読んでみたいです。人間との違いの寿命の長さとか考えると胸が締め付けらるくらい悲しくなっちゃいます。
あと最後のあれ!!そう来たかって感じですね。この陰陽課の小説はいい意味で期待を裏切ってくれるので楽しくてわくわくします。ますます次の巻が楽しみです。はやく4巻が出ないかなぁ。
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