小説家の峰守ひろかずさんと言えば妖怪小説だと私は思っています。今回は妖怪がどのように小説の原稿に関わってくるんでしょうか?と本を読む前からとても楽しみでした。真怪という名の本当の妖怪さんたちなのか考えるだけでわくわくします。
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ほんわかな雰囲気
ほのぼの系な感じでした。続編とかもでるといいなと思います。楽しみに待っています。あともうちょっと妖怪仲間さんとか、たくさん出てくると楽しいのになという感じですね。
※以下ネタバレは含まない程度の感想です
たまにちょっと主人公さんと違う思いを抱きながら読んでいたことろがあったのが残念でしたが、最後はちゃんとこちらの期待通りで終わってよかったです。もっとそこは熱く主人公に早めに活躍してもらいたかったなと思うのです。そこだけが少しもどかしかったです。
陰陽課
京都の治安を守る彼らの登場はないんでしょうか?妖怪も戸籍とか保険とかクレジットカードとか作れちゃう謎があるので、東京にも陰陽課がある設定だと楽しいですね。むしろ京都の彼らが出張してるとかでも楽しそうですよね。というか、そもそもが違う世界線のお話でしょうか?でもどこかでなんなく繋がっている世界だと楽しいですよね。ほうかご百物語も絶対城先輩も陰陽課のみなさんも。
イラスト
イラストが綺麗だったので、表紙だけだったのは物足りなかったですね。もっと挿絵で綺麗な絵が見てみたかったです。富士見L文庫って挿絵はないですよね?今まで何冊か富士見l文庫を読みましたが、挿絵があった小説はなかったように思います。挿絵はあるといいのになと個人的には思っています。
榊空也さんは以前から好きなイラストレーターさんなんですよね。小説を読みながらこのビジュアルの登場人物たちが私の頭の中で、思い描かれていました。想像しやすくてよかったです。ぜひ妖怪のシーンとかもイラストに起こして欲しかったです。綺麗で迫力ある画になりそうです。
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