紅霞後宮物語0巻です。まず紅霞後宮物語は中華系後宮物語のラノベ小説です。ふつうの姫嫁系の後宮物語ではありません。姐御肌な女性がばっさばっさと活躍するお話です。あらすじとしてはある日、昔の仲間から皇后(自分の嫁)になってくれと言われてあっさり引き受けちゃう女性の物語です。今回はまだまだ彼女が皇后になる前の10代の頃のお話です。今回もすごくおもしろかったです。相変わらずくすくすと笑わせてくれます。
今までのおさらいと5巻以降の感想はこちらから
■紅霞後宮物語1巻 感想
■紅霞後宮物語2巻 感想
■紅霞後宮物語3巻 感想
■紅霞後宮物語4巻 感想
■紅霞後宮物語5巻 感想
■紅霞後宮物語6巻 感想
■紅霞後宮物語0-2巻 運命の胎動 感想
■紅霞後宮物語7巻 感想
■紅霞後宮物語8巻 感想
■紅霞後宮物語0-3巻 2人の過誤 感想
■紅霞後宮物語9巻 感想
■紅霞後宮物語10巻 感想
■紅霞後宮物語0-4巻 星降る夜に見た未来 感想
4巻より先に0巻を読むことをおすすめします
できることならば4巻を読む前に読んでおきたかったですね。そうしたらあの人の登場とかすごく感動できたはずです。あの人のことを知らなかったので4巻ではふーんって感じでしたが、絶対こちらを先に読んでいたら感慨深いものがあったに違いありません。それにしてもあの人の大事な設定が、あとがきにさらっと書いてあるってどうなんでしょう。本編に盛り込んで欲しかったですね。
文林さんや清喜さんとかは全然出てきませんでした。親友の女性とか(名前忘れちゃいました)誰かの噂程度とか存在を匂わす感じはあるんですが、彼らは登場はしていません。はやく若い彼らが出てくる物語が読みたいです。今後に期待します。全体的にほのぼのと楽しいですが、少し血なまぐさいシーンがあるのでお気をつけください。
※以下少しだけネタバレを含む感想です。
関さん一家がいい味だしてて好き
小玉さんはやっぱり少女の頃からぶっとんでいたんですね。関さん一家がますます愛おしいです。そして小玉さんのひとりつっこみが楽しいですね。
思わずくすくす笑えちゃうところがいっぱいあって楽しかったです。近所のおじいちゃんとか真っ暗闇で大混乱一家とか。母ちゃんならめっちゃ戦えそうと本気で思わせてくれるとか笑えてしまう小玉ちゃんのお母様。いやー本当に関さん一家好きです。小玉ちゃん、小柄な少女だったとは意外です。
意外に重要なことはやっぱりあっさりしているという感じですね。普通ならトラウマになるだろうなということもなんだかんだんでさらりといっちゃいましたね。
素敵な新キャラ登場
叔安さんが私の中では好感度高いです!!「じゅぐあん」って読むんですね。最後の最後にひらがなが出てきてわかりました。ずっと「じょあん」って読んでました(笑)ちょっと確認しようと思ってページを戻ってみたら「しゅくあん」って振り仮名が振ってありました。ますます混乱しちゃいました。と思ってまた読み進めたら小玉ちゃんの言い方が濁っていただけでした。紛らわしい!!ということで彼の名前は「ちんしゅくあん」です。今後も彼が活躍してくれることを祈ります。
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■紅霞後宮物語5巻 感想