美少年探偵団が活躍するお話の第5弾です。刊行ペースがはやくてうれしいです。西尾維新さんの小説で男女比率が男性の方が多いって話はめずらしいかもですよね。どの美少年キャラも一癖もふた癖もあっておもしろいシリーズです。表紙のイラストもすごくかわいくて大好きです。
いままでのおさらいと6巻以降の感想はこちらから
■美少年探偵団1巻 きみだけに光かがやく暗黒星 感想
■美少年探偵団2巻 ペテン師と空気男と美少年 感想
■美少年探偵団3巻 屋根裏の美少年 感想
■美少年探偵団4巻 押絵と旅する美少年 感想
■美少年探偵団6巻 D坂の美少年 感想
■美少年探偵団7巻 美少年椅子 感想
■美少年探偵団8巻 緑衣の美少年 感想
■美少年探偵団9巻 美少年M 感想
■美少年探偵団10巻 美少年蜥蜴(光編)感想
■美少年探偵団11巻 美少年蜥蜴(影編)感想
謎解きがおもしろくてページをめくる手が止められない
今回の謎解きはとてもおもしろかったです。続きが気になって一気に読んじゃいました。そんな美術館があったら行ってみたいですね。本当によくいろいろなネタを思いつくなぁと毎回感心して読んでいます。今回かなりテンポがよくて読みやすかったです。
最後はもうちょっと後日談で補完して欲しかったですけどね。相変わらず美観のマユミちゃんの語りが最高です。不良くんが毎回最高なのはわかっているんですが、なんといっても今回は天才児くんですよ!!天才児くんがいっぱいしゃべってた!!しかもまゆみちゃんの呼び方にキュンキュンしちゃいました。いやいやまさかの萌えポイントがこんなところにあるとはですよ。
※以下少しだけネタバレを含む感想です
短編もかわいくておもしろかったです。パノラマ島美談を読み終わった日の夕食はこの料理にしましたよ(笑)大変おいしくいただきました。美食のミチルくん、我が家の食卓にヒントを与えてくれてありがとう!
!もうひとつの短編はまさかの白髪のおねーさんとのコラボ作品でした。で、オチはこれでいいの?ちょっとすっきりしませんね。そこだけがちょっともやもやしちゃいます。でもあの忘却探偵のファンとしてはうれしいショートストーリーでした。
不良くんが欲しい
美声のナガヒロ先輩のあだ名はどうやら先輩くんになった模様ですね。それにしてもいちいち不良番長くんが私のつぼにはまりまくりですね。彼が一家に一台執事として欲しい!!彼はもはや有能な執事だよね。会話も的確に行える適度に風刺がきいた毒舌無敵な有能執事だよね。キャンプでも大活躍だよ。
彼ひとりいればいいよぐらいに有能だよ、この子!!家ではどんな感じなのか、ちょっと気になりますね。やっぱり意外にぶっきらぼうだけど面倒見のいいキャラなんでしょうか?彼の家族構成も気になります。弟とかたくさんいるといいなぁ。実は末っ子設定とかでもいいなぁ。元教師に悪ぶっていると見抜かれているところもかわいいですね。
まゆみちゃんが来てくれて当たり前な不良くんが好きです。絶妙な切り返しも好きです。やっぱり美少年探偵団で1番好きなキャラです。でも今回は生足くんの生足マッサージもよいですね。
ここにきてまた新たなる登場人物の予感がいいですね。それにしてもかなり気になる人物ですね。次巻で明らかにされるのかな?楽しみしています。そしてビオトープとは多様な植物がいっぱいある環境ってことでいいのかな。次はD坂の美少年が2017年春刊行予定ということなのでこれまた楽しみです。
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■美少年探偵団6巻 D坂の美少年 感想