向井湘吾

トリプルゼロの算数事件簿3巻 感想

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(099-3)トリプル・ゼロの算数事件簿 ファイル3 (ポプラポケット文庫)

 

トリプルゼロの算数事件簿ファイル3。小学生が算数の力で人助けをするお話の3冊目です。

 

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算数知識が満載

子ども向けに書かれているのでとても読みやすいし楽しいです。でも算数の知識は大人でもびっくりする内容なのでおもしろいです。今回もたくさんの算数知識が満載でした。個人的には「ハトの巣原理」と「一筆書きの話」に感心しました。

 

※以下ネタバレを含む感想ですのでご注意ください。

 

キツネさんの存在ってなんでしょう?オカルト?ホラー?彼に必要性があるんでしょうか?今後の展開に期待します。誰かの二重人格とかそういうことでしょうか?まさかのタイムトラベラーではないと思いますけど。同じ作者の「お任せ!数学屋さん」の小説を知っていると宙くんと大智くんのやりとりにも感慨深いものがありますね。

 

 

児童会長虎山真吾くんが理想とする小学校生活は素敵なんですけど、でもねって感じですよね。そんなわけで宙くんとトリプルゼロたちが活躍してもっと違う方法でその世界を実現していくんでしょうか?

 

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