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バビロン2巻 死 感想

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バビロン 2 ―死― (講談社タイガ)

バビロン1巻がとてもいいところで終わっていたので、すごく続きが気になっていました。前回、電脳物かと思いきや東京地検特捜部の話でびっくりしました。

今までのおさらいと3巻以降の感想はこちらから
バビロン1巻 女 感想
バビロン3巻 終 感想

オカルト

今回は検事というよりは政治とオカルトって感じでした。正直、気持ちのいい話ではないんですが、考えさせられる話ではあるこの物語。そういう部分においてとても魅力的です。今回の題名からもわかるように、そういうことを題材にしたお話です。野崎まどさんの別の小説のknowにも通じるところがあるのかなという感じですね。

※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

前半はとても楽しく読めましたが、後半は怒涛の展開です。びっくりです。そしてお気に入りのキャラがーーー!!読んでいる途中できっとそうなるよねって予感はしていたんですけどね。それでも切なさと悔しさが満載ですよ。そして内容的にはちょっとオカルトじみてきちゃいましたね。

 

もうちょっとこの現象を科学的に説明してくれるとおもしろいと思うんですよね。そうならないとなんでもありにになちゃってもったいないです。そこがちょっと残念です。次巻はどうなっちゃうんでしょうか?政治的にはぞわぞわしましたし鳥肌ものでしたが、もうちょっと科学的にぞくぞくしちゃう納得できる話を期待しています。

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