向井湘吾

トリプルゼロの算数事件簿1巻 感想

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

(099-1)トリプル・ゼロの算数事件簿 (ポプラポケット文庫)

 

お任せ!数学屋さんの作者さん向井湘吾さんの児童文学です。今回は数学ではなく算数ということで数学で世界を救う「お任せ!数学屋さん」の小学生バージョンかな?って思いながら読みはじめました。大人が読んでもおもしろかったです。

 

関連小説と2巻以降の感想はこちらから

お任せ!数学屋さん1巻 感想

お任せ!数学屋さん2巻 感想

お任せ!数学屋さん3巻 感想

トリプルゼロの算数事件簿2巻 感想

トリプルゼロの算数事件簿3巻 感想

トリプルゼロの算数事件簿4巻 感想

トリプルゼロの算数事件簿5巻 感想

トリプルゼロの算数事件簿6巻 感想

トリプルゼロの算数事件簿7巻 感想 

 

ウサギとカメのかけっこ

ウサギとカメのかけっこで、絶対に追いつけないって話は聞いたことがありますが「ゼノンのパラドックス」という名前がついているのは知りませんでした。マジシャンの女の子のエピソードがよかったですね。誕生日あてクイズとか楽しそうです。どういう風に作成すればいいんでしょうか?そして学校で教えてくれないコンパスと定規ってすごいんですね。あとペンケースのお話もよかったです。算数や数学で事件が解決できるところがおもしろいですね。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

 

数学屋さんの原点が

なんとこんなところに陣之内宙くんがいましたね!!しかもまだ小学生。そして小学生ながら師匠だなんてすごいですね。そしてこの頃はまだ数学で世界を救うなんて考えてもいなかったんですね。びっくりしました。むしろトリプルゼロの算数事件簿の主人公、有明雄天くんがいなければ、数学屋さんを始めるそらくんはうまれなかったんですね。というなかなかに興味深いそらくんの原点がわかるお話でした。(って今回はそらくんが主人公のお話ではないんですけどね)そらくんの友達誰だったっけ?とお任せ!数学屋さんの3巻を確認しなおしたりしました。児童会長の虎山真吾くんではなかったですね。

 

 

あとびっくりしたのは本の間に挟まっていたラシに「名門フライドチキン小学校」新刊って書いてあったんですよ。私も友達におもしろいよって言われて、小学生低学年の頃に読んだ記憶があるんですが、まだ新しい物語が発売されているんですね。おどろきました。ちょっとおとぼけな感じの登場人物がピアノを引っ張ったりしていて、なんなんだ???って思った記憶があります。あの人、校長先生でしたっけ?ちょっと懐かしくなっちゃいました。

 

関連記事

トリプルゼロの算数事件簿2巻 感想