絶対城先輩の妖怪学講座8巻【小説感想】今回の妖怪ダイダラボッチの正体は?気がつけば絶対城先輩の妖怪学講座シリーズも8冊目なんですね。8巻は発売延期になったりでちょっと心配していたんですが、無事発売されてよかったです。うれしいです。
今までのおさらい8巻以降の感想こちらから
■絶対城先輩の妖怪学講座7巻 感想
■絶対城先輩の妖怪学講座9巻 感想
■絶対城先輩の妖怪学講座10巻 感想
■絶対城先輩の妖怪学講座11巻 感想
■絶対城先輩の妖怪学講座12巻 感想
新たなる妖怪の正体判明
今回も話がきれいににまとまっていてとても読みやすかったです。また新たなる妖怪の正体が判明です。今回は「お世話になっております。陰陽課です2巻」も同時発売だったので、どちらを先に読もうかすごく悩みました。贅沢な悩みですね。そんなわけで続きがすごく気になっていた絶対城先輩の方を優先して読むことにしました。
そしてまたまた新たに脅威なる敵さんが登場する予感ですね。そんなわけで9巻もとても楽しみです。妖怪ネタはまだまだ尽きないんですね。すごいです。挿絵の髪の長い女の人が誰だかわかりませんでした(笑)物語がそこまで進んだらさすがにわかりましたけど、私の想像の中のイメージと違ったのでちょっとびっくりしました。勝手に黒髪で童顔で小柄でおっとりな感じを思い浮かべていました。
※以下あまりネタバレを含まない程度の感想です
真のヒロインは湯ノ山礼音ちゃんではなく絶対城阿頼耶先輩!?
それにしても絶対城阿頼耶先輩ってもうどう考えてもお姫様ヒロインポジションですよね(笑)ひ弱で腕っ節が弱くて、囚われのお姫様よろしくよく攫われたり監禁されたり、そんなわけで強い我らがヒーロー湯ノ山礼音ちゃん(というか一応ヒロイン?)にいつも助けられているという。でも絶対城先輩は頭もよくて性格も威風堂々なのでそこはいつも救いを求めてばかりいる儚げなヒロインではないですけどね。今回は晃さんというこれまた強い女性も加わってより一層絶対城先輩がヒロインポジションを欲しいままにしておりますが(笑)って何気に女性陣が強すぎでしょ!!そしてなんだかんだんで似たもの同志カップル誕生の予感ですね。どうなんでしょうか?自分の予想は当たっているんでしょうか?同属嫌悪じゃなくて言いたいこと言い合ってお互いを刺激する感じに発展してくれると個人的にはうれしいなと思っています。
ナチュラルないちゃつき恋愛がほほえましい
服装のところとか最後のところとか意外に絶対城先輩とユーレイちゃんことヒーロー湯ノ山礼音ちゃんがナチュラルにいちゃついていてごちそうさまって感じでしたね。なんかみていてほほえましいのです。これぐらいの恋愛の距離感が私は見ていてほのぼので安心できます。この話ではやっぱり晃さんは恋愛系に絡んできて欲しくないですね。そんな、もやもやはらはら感はこの物語には求めていないのですよ。みんなで仲良く妖怪学を究めて欲しいのです。極めるというかうんちくを語りつつ妖怪関係で楽しく、あれこれ考察して和気藹々と学んでいて欲しいです。
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