西尾維新

忘却探偵3巻 掟上今日子の挑戦状 感想

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掟上今日子の挑戦状

 

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語り部さん

今回の語り部さんは刑事さんたちでした。1話ごとに違う刑事さんです。事件の内容はドラマで使われているのと一緒でした。内容は微妙に違いますけど大筋は一緒です。小説ではふつうのキャラとして登場していましたけど、ドラマでは大活躍の大出世した(悪い意味で・笑)キャラもいました。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

今日子さんがなんかもうお金お金で、がめついし怖いって感じですね(笑)ふてぶてしくて図々しくて。それと自分の推理をよりよくしようと自分でリセット(眠る)しちゃうんですからね。便利ですけど怖いですよね。次の瞬間、自分が誰だかわからなくなるんですよ。自分で自分の存在を消しちゃうみたいなもんですよ。それを推理のためだけにあっさりとやってのけてしまう精神力ってすごいを通り越して怖いです。なんか今回の今日子さんはそういう意味においても怖いなって感じがしました。

 

 

今回も忘却探偵の成り立ちみたいなお話がでてこなくて残念でした。それはいつか明かされるんでしょうか?今のところドラマと同じ事件なので、小説を読んでいてもあまり楽しくない(笑)ドラマのおさらないみたいな感じで物足りない。やっぱりドラマを見る前に原作を読んでおくべきだったかなと反省中。次巻はドラマでやっていないストーリーだといいなぁ。はやく小説を小説として新鮮な気持ちで楽しみたいです。

 

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