柳広司

ジョーカーゲーム4巻 ラストワルツ 感想

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ラスト・ワルツ (角川文庫)

 

すごくおもしろいスパイ小説の第4弾です。今回もおもしろくてあっという間に読み終わってしまいました。

 

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スパイ小説が熱い

ジョーカーゲームは4冊で終わりですか?手に汗握るスパイ小説でとてもおもしろかったです。まさか自分がスパイ小説にはまるとは!!で自分でも驚いています。まだまだ続きが読みたい作品ですね。新刊が出ることを待ち望んでいます。

 

 

 ※以下アニメとの比較をしながら、ネタバレしない程度の感想です。

 

 

アジア・エクスプレス(アニメ6話)

これもアニメにありましたね。でもアニメではなかったスパイさんの得意な分野ほど気を抜いちゃだめみたいなことがあってすごくおもしろかったです。敵さんのスパイ関連の背景や心情とかはアニメの方がわかりやすかったですね。スパイさんって何でもできるし自分に自信がありそうなんで、余計に慢心しちゃダメ、胡坐をかいちゃだめ、天狗になっちゃだめっていう戒めは大事なのかもしれませんね。誇り(プライド)や自負も捨て去ることができないとだめな職業ですね。そしてまさかのD機関養成場所までもが意味があってこの話に絡み合っているとは脱帽です。楽しかったです。

 

 

スパイは戦争時より平時に活躍するもんなんですね。逆だと思っていました。戦争が始まっちゃえば存在意義がそのものが失われちゃうの???戦争がなくなって平和になった方がスパイっていらない存在なんだと思っていましたが違うんでしょうか?それとも恒久平和じゃなくて戦争の前が忙しいって意味でしょうか?ちょっと気になっちゃいました。

 

 

舞踏会の夜

まさかの結城中佐のラブロマンス!?なんて思いながら読みましたがおもしろかったです。真相はどうなんでしょう?どれが真相でもなんかこうスパイってすごいなって思っちゃいました。人の裏をかくとか、どこからどこまで計算なのかとか考えるだけで恐怖を覚えちゃいますね。ところでドミノの服装って何ですか?ベネチアングラスのこと?あのちょっと怖いような不気味なような、おしゃれなような仮面のことですか?

 

 

ワルキューレ

いつもと違ってちょっとコミカル的な感じかなと読み始めました。スパイごっことか楽しかったですね。そしてなんと2重にも3重にも4重にも5重にも趣向をこらした物語という感じですごくおもしろかったです。最後は圧巻の一言でした。