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裏染天馬1巻 体育館の殺人 感想

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体育館の殺人 (創元推理文庫)

 

裏染天馬シリーズ1巻 体育館の殺人という小説を読んでみました。天才オタク男子高校生探偵が謎を解く。「アンデッドガール・マーダーファルス」という小説がおもしろかったのでこの作者さんの別の話も読んでみようと手に取りました。裏染天馬シリーズ第1巻です。ミステリです。高校で殺人事件発生です。

 

しかも密室殺人です。キャラがラノベっぽくて魅力的でおもしろかったです。謎解きはネタバレするのがもったいないぐらいよかったので、ネタバレはしませんのでぜひ最後まで読んでください。Kindleで無料お試し本が出ているのでよかったらチェックしてみてくださいね。

青崎有吾さんのアンデッドガール・マーダーファルスの感想はこちらからどうぞ
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2巻以降の感想はこちらから
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本格派ミステリ

ミステリは大好きなのでわくわくしながら読みました。好きだと言いつつ最近本格派ミステリをあまり読んでいないことに気がつきました。昔はよく読んでいたんですけどね。おすすめなミステリとしては「殺戮にいたる病」「ハサミ男」「メルカトル鮎最後の事件」「姑獲鳥の夏」「斜め屋敷の犯罪」「密室キングダム」などなどがすごくおもしろかったです。

 

どれもあっと驚く最後が演出されていて感心して、思わず2度読みして確かめちゃうぐらいおもしろいので、よければぜひチェックしてみてくださいね。またこれを機に本格派ミステリも読み始めてみようと思います。でもこの小説「体育館の殺人」は割りと軽めな感じで読めるのでおすすめです。ライトなミステリですね。

※以下ネタバレしない程度の感想です。

 

私はまだ何も事件が起こっていないのにきっと犯人はこの人だ!!と勝手に決め付けて読むのが好きです(笑)しかも予想があたっているとなおうれしい。2時間物のテレビドラマサスペンスだと役者さんとかから推理して初登場シーンでこの人だと見破れることが多いです(笑)

 

そんなわけで今回も動機も推理も全く関係ないただの直感で犯人が当たっちゃいました!!びっくりしましたがうれしいです。動機もきっとこれだろうなで当たってました。うん。びっくり。数学のテストで計算式はわかんないのに答えだけ当てちゃったみたいな感じです(笑)

 

サブカルチャー的ネタ

サブカルチャー的なアニメオタクなネタはほとんどわからなかったですね。どうやら好みのジャンルが違うらしい(笑)絶望先生の存在とか、新世紀エヴァンゲリオンの台詞(見たことないのにネタと歌だけは知っている・笑)流川くんの台詞?とかフェイトぐらいしかわからなかったです。

 

自分がわからないネタだと楽しめないので、こういう演出はつまんないですね。自分がわかるときは嬉しいですけどね。ですが推理は最後まで(というか最後が)おもしろかったのでおすすめです。ただちょっと刑事さんたちがかわいそうではありますよね。

 

高校生探偵が証拠からではなく推理で犯人を当てちゃうんですものね。しかも最後は××しちゃってましたからねぇ。今後は金田一少年の事件簿的な感じになっていくんでしょうか?

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