ブギーポップ20巻アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆【小説感想】世界は今日もあいつに守られている。ブギーポップシリーズも20冊目になりましたね。もうすっかり登場人物たちのことを忘れています。綺って正樹って?思い出せ自分(笑)今回は実は織機綺には秘められた力があるのでは!?と統和機構内部の勢力争いに巻き込まれるお話でした。
21巻以降の感想はこちらから
■ブギーポップ21巻 ブギーポップ・ダウトフル不可抗力のラビット・ラン 感想
■ブギーポップ22巻 ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学 感想
マイスタージンガー
ニュルンベルクのマイスタージンガーの口笛さんが思った以上に活躍しますよ。あとそれ以外の人も世界を××しちゃいます。今回もおもしろかったです。それにしても結構登場人物を忘れちゃってます。いつか全シリーズが完結したらゆっくり全部の繋がりを感じながら読み直したいですね。ああこれってあれのことだったのねとか確認しながら楽しみたいです。
※以下ほんの少しだけネタバレを含む感想です
綺って正樹って合成人間と凪の弟ですよね。なんで休学してたんでしたっけ?今から全巻読み直すのは大変です。無理です。スプーキーEのことは微かに覚えているのに(笑)まさか初期の登場人物がまた出てくるとは思っていませんでした。ラークスペーアとかスッタグビートル、ローカストも初登場なのかそうでないのかも思い出せません…残念なことにこの小説を読む楽しさが半減されているのかもしれませんね。いつか全シリーズが完結したらゆっくり全部の繋がりを感じながら読み直したいですね。
エンペロイダー
それにしても登場人物が多すぎる。名前だけでの登場の人もいますしね。マキシム・Gって螺旋のエンペロイダーに出てましたよね?
綺ちゃんがなぜ××××にお兄ちゃんがいることを前提に普通に会話しているの?そんなこと匂わせるシーンなかったよね?なんか関係あるんだろうなとは思いましたけど、急にわかりきったことのように語られてびっくりしましたよ。
コスプレ
ブギーポップさんが「コスプレ」呼ばわりされててちょっとおもしろかったです。この話のあとに螺旋のエンペロイダーにつながっていくんでしょうか?どうせならフォルテッシモさんにも登場してもらいたかったな。今後綺ちゃんが組織の中でどういう立場になっていくのか気になりますね。凪ももっときちんと登場して欲しかったなぁ。あとはブギーポップが二重人格!?とか悩んでいる少女とその彼氏のその後が密かに気になっています。彼氏さんがいろいろと大変そうだったような。いつかその周辺の物語が読めることを願っています。
関連記事
■ブギーポップ21巻 ブギーポップ・ダウトフル不可抗力のラビット・ラン 感想