松岡圭祐

水鏡推理1巻 感想

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

水鏡推理 (講談社文庫)

 

出だしはいつもの雑学小ネタからでしたね。今回は自分が知っている生活の知恵もいくつかありました。

 

2巻以降の感想はこちらから

水鏡推理2巻 インパクトファクター感想

水鏡推理3巻パレイドリア・フェイス感想

水鏡推理4巻 アノマリー 感想

水鏡推理5巻ニュークリアフュージョン 感想

水鏡推理6巻 クロノスタシス 感想

 

今回の主人公のタイプ

主人公のタイプ的に言えば、またまた万能鑑定士Qシリーズの凜田莉子ちゃんや特等添乗員αシリーズの浅倉絢奈ちゃんたちと同じタイプだよね?新シリーズを増やす意味があるのかなと思っていましたが、なかなかどうして、今回は国家プロジェクトとかの研究の不正のからくりを暴いていくって感じでおもしろかったです。国家公務員(事務官)がテンポ良く詐欺を告発していってすっきり爽快です。

 

 ※以下ネタバレは含まない程度の感想です

 

探偵の探偵シリーズはちょっと毛色が違って自分は苦手だったので、やっぱりこういう話の方が好きですね。さくさく読めて、推理が軽快で、痛快でおもしろかったです。今回は話の流れもよかったです。捏造する人たちにむかってってそこががんばるとこじゃないでしょ!!って説教したくなっちゃいますね。折角、頭いいんだから、ちゃんと研究して欲しいですね。手品みたいに見る側もちゃんと騙されたいって思っているならいいんですけど、この場合は絶対に違いますからね。

 

 

あとお金が絡むと人って…と思うと残念だなぁ。しかもその研究費って税金なんですよねぇ。うーんもっと国民が安心して豊かに暮らせることにお金を使って欲しいなと思います。虚構の世界でこんなにいろいろあるとリアルな現実世界としても真実ってどうなっているだろうって疑っちゃいますね。

 

 

なんだかんだで楽しかったので続きがでることを期待しています。いつかキャラのコラボ作品とかもあるといいですね。鑑定士と添乗員と国家公務員と探偵で。でもそれにしてもみんな美人さんですよねぇ…男性もみんなかっこいい人たちみたいなんでそれはそれでよいですよね。恋愛模様的には割りとはやく決着がついてびっくり。自分的にはツンデレさんタイプも好きだったんであっちのイケメンさんでもよかったんですけどね(笑)主人公(語り部さん)を差し置いて家族構成やら家庭環境が語られたりしたので、ギャップ萌えに走るのかと思っちゃいましたよ。

 

関連記事

水鏡推理2巻 インパクトファクター 感想