石川宏千花

死神うどんカフェ1号店 六杯目 感想

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死神うどんカフェ1号店 六杯目 (YA! ENTERTAINMENT)

 

今までのおさらいはこちらから

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死神うどんカフェ1号店 五杯目 感想

 

急な展開でびっくり

死神うどんカフェ6巻目です。全体的な感想としては展開が急すぎるし、いろいろなことが起きすぎて、この巻は気持ちがついていけなかったっていうのが正直な感想ですね。全体の雰囲気としてはこの物語は好きなんですけど、ちょっとこうなったらいいのになっていう読者としてのこちらの思いとは少しずれていく感じがすることがある物語なんですよね。惜しいって感じですね。かゆいところに手が届かないという、もどかしい気持ちです。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

もうちょっとピンポイントで、はまればぐいぐい人気が出てくる作品だと思います。どこに焦点をおくかですね。死神メインなのか、うどんメインなのか、少年たちメインなのか、希子の成長なのか、両親との問題なのか、恋愛なのか、友情なのか、ファッションなのか、人間関係なのか、三田くんの問題なのか。いろいろ散らばりすぎていていてもったいない!!

 

 

冒頭から

では冒頭からの感想を少し語りたいと思います。うん?いきなりの始まり方にびっくりしてしまいました。前の巻を読み忘れたのかと思って思わず巻数を確認しましたよ。本当に心の準備なしでいきなりこの展開ですか!?ちょっと心がついていかなかったです。その重大な出来事を詳細に書いて欲しかったなと。その瞬間を希子ちゃんたちと、かみしめたかったです。少し前に終わったんだと言われても…

 

 

彼らの関係

希子ちゃんと三田くんの関係がなんだかとってもよいですね。見守りたくなるふたりです。そして立て続けに悲しい出来事が!!また気持ちがついていかないよ。さらにさらにいろんな出来事がおきてしまいましたよ、この巻は。

 

 

悲しいことがありすぎる

楽しいこともありましたが、悲しいことが多すぎるし展開が急すぎてこの巻はいろいろと気持ちがついていけなかったです。次巻は何をするんだろう???さみしいしなんだか物足りないけどここで「完」でもいい感じでしたね。

 

 

えっ本当に終わりなの?

っていろいろ情報調べたら、どうやら6巻が最終巻らしいですね。えっ!?本当にこれで終わりなの!?そんなこと本のどこにも書いていないような気がするんですが、私が気が付いていないだけですか???

 

 

あれはどうなったの?中途半端感

ちょっとなげっぱなしな人とかネタとかいっぱいあるんですが???まぁ人生予定調和じゃないよって言えばそれまでなんですが、もっとすっきり納得がいく終わり方にして欲しかったな。後読感が残念です。達成感とか満足感がないのかなぁ。なんかもやもやしちゃってます。まぁ続編とか番外編が出そうな気もしますが。題材がいいだけに本当にもったいない作品でしたね。