気がつけば怪奇譚になってからもう7冊目なんですね。私的にはこの物語はミステリーな謎解きを楽しむのではなく秋のキャラを楽しむ小説だと思っています(笑)そうじゃないとちょっとイラっとするところがあるんですよね。
8巻以降の感想はこちらから
独りよがり
この作者さんって独りよがりな感じのところが結構あってそれがたまにうーんって思っちゃうんですよね。外国語のことわざの説明とかしてくれないんです。かっこよくキャラにしゃべらせるだけで放置がよくあるんですよ。はじめの頃は調べたりしていましたけど、今は別に意味がわかんなくてもいいかってスルーしてます(笑)まぁそれ以外のキャラのやりとりとか妖怪な感じのファンタジーとかはとっても私好みなんですよね。それがこのシリーズを追っている理由ですね。
※以下ネタバレは含まない程度の感想です
歌さんの子どもの頃のこととかおぼろげにしか覚えてないですね。妖綺談のどの話にでてきてたんですっけ?シリーズ物って一気に読まないと忘れていることってたくさんありますよね。自分の読書記録メモを見たらどうやら1作目の「銀の檻を溶かして」を2002年に読んだみたいなので、それなら内容を覚えていなくても当然だよねと思うことにしました(笑)
銀の檻を溶かして
そしてこの1冊目、とても読みづらくて何度も挫折しました。正直、読むのを止めようかなとも思いましたが、とりあえず1冊だけは読んでみるかとがんばった記憶があります。1冊目が読めればその後の巻は割りとすらすら読むことができました。なんだかんだと言いながらキャラと世界観が気に入れば楽しめると思います。高遠さんとかまた出番がないかなぁ。
今回の秋も素敵でした。今回、本当に想像だにしなかった秋が見られてよかったです。楽しめました。こんな秋がいるとは!!
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