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演奏しない軽音部と4枚のCD 感想

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演奏しない軽音部と4枚のCD (ハヤカワ文庫 JA タ 13-1)

おもしろかったです。勝手に高校生バンドの青春ミステリーだと思っていると全然違う話なのでびっくりすると思います。タイプ的には「氷菓」みたいな感じですね。謎解きほのぼの高校生たちの青春物語といった感じでしょうか。

 

4枚のCD

4枚のCD。そんなCDが存在するんでね。びっくり。いろんなことを考える人がいるものですね。そのCDちょっと気になりますがめんどうそうですよね。今ならまだ手段があるからどこまで苦ではないかもしれませんが、昔ならさぞめんどうだったことでしょう。

 

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

主人公の女の子が元気いっぱい猪突猛進な感じでちょっと苦手なタイプです。と思っていましたが途中、いい子だなということが判明して平気になりました。というかだんだんキャラがかわってきてましたね。キャラ崩壊?天然ドジっこ炸裂???まぁテンポをよくするためのキャラ変更路線なんですかね。その方が物語りもおもしろくなってきましたしね。未来ちゃんは塔山くんと幸せになればいいなぁと思います。志生野くんも気になるキャラなんでけどね。

 

 

惜しい

途中もっとかわいそうな人がいて、切なかったです。あとはいろいろ、えっ!?と思う性格の人物が何人かいてちょっとびっくりです。共感できないタイプの人の話って苦手ですね。途中なんでこの人こんなことしたんだろうっていう理由があかされていないのが残念です。

 

 

シリーズ化希望

シリーズ化されたらうれしいなぁ。続編希望です。塔山くんのCD音楽ウンチクは全く知らない知識なのでおもしろいです。たまに、うざいですけどね(笑)