日記

草木も眠る丑三つ時に感じた気配の正体は!?

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※今日は前半は小説風バージョンでお届けします。

 

それは草木も眠る丑三つ時の出来事だった。枕元でなにやらカサっと物音がして目が覚めた。せっかく夢とうつつのはざまを気持ちよくたゆたっていたというのに。安眠が妨げられ、うらめしそうに音のする方に目を凝らすが何も見えない。

 

何かいる

きっと気のせいだったに違いないとまた瞳を閉じた。するとまた同じように微かに音がする。何かいる。絶対に何かいる。なんだかわらないが何かがいる気配がする。

 

先ほどと同じく音のする方へじっと目を凝らしてみるが、やはり何も見えない。仕方なくまた目をつぶるとやはりなにやら物音がする。恐る恐る光をあてて、それを確認しようとする。

 

いったいどんな生き物なんだろうか。自分の嫌いな奴だったらどうしよう。怖すぎる。でもこの正体を見極めずに寝ることもまた怖すぎる。待つこと数分、突如目の端でぴょんと物体が飛びはねた。

 

 

 

これはーーーーーーーーーー!!このぴょん具合は!!そう、あの子です。アマガエルです。どうやって2階の部屋に入ってきたんだろう?そして問題なのは、子どもの頃は平気で触れたんですが、大人になってから気持ち悪くて触れなくなったということですよ。でもずっと部屋の中にカエルがいるというのも恐ろしいので意を決して、ティッシュを持って、えいやと包みこんでみました。そしておっかなびっくりやるので目標がずれて、あのぬめっとした独特のしめり気を帯びた気持ち悪い感覚が自分の皮膚を這い上がってきてしまいました。ぎゃーーーー。思わず夜中にもかかわらず叫んでしまいました。カエルはその後、外に逃がしました。

 

 

本当にびっくりしました。怖かったです。その後なかなか寝付けませんでした。せっかく気持ちよく眠っていたのに…でもあいつじゃなかっただけまだましだったと思うしかないですね。