峰守ひろかず

STAiRs, be STAR! 怪談アイドルはじめます。 感想

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STAiRs, be STAR! 怪談アイドルはじめます。 (富士見L文庫)

 

怪談でアイドル物の小説ってどんな感じなんでしょうか?アイドルやりながら御祓いしちゃうとかゴーストバスターズ的にオバケを退治したりする物語なんでしょうか?楽しみです。

STAiRs, be STAR! 怪談アイドルはじめます。 感想

アイドルのキャラは魅力的だったんですが、いまいち盛り上がりにかける感じで残念でした。物語も淡々と進むだけで、もっと手に汗握るシーンとかも欲しかったです。そしてもっとキラキラのトップアイドルの日常やアイドル生活が見たかったです。

 

※以下、少しだけネタバレを含む感想です

 

普通に近い人間ががんばてますは、ちょっと切なかったです。アイドルという存在に夢や希望や憧れが欲しかったです。メンバー全員が霊感あり設定はおもしろかったんですけどね。魅力的なトップアイドルたちが、怪異現象に悩んだり、一緒に幽霊退治したりして欲しかったです。オチ的には、実は社長が一番すごかったとか欲しかったですね(笑)

 

 

なんか読みづらい

アイドルのユニット名が覚えづらいですね。ステアーズって何度もページを前に戻して確認しちゃいました。誤字脱字見つけちゃいましたし、いいまわしが変だったり、全体的になんか物足りなかったです。

 

幽霊退治とか成仏させるとかに特化させてもよかったかもですね。なかんか読書が捗らなくて、何度も休憩しながら読みました。いつもの峰守ひろかずさんの小説のおもしろさが少なくて残念でした。

 

 

アイドル

時代的に芸能人っていうだけですごいっていう感覚はなくなっちゃったかもですね。雲の上の手が届かない存在ではなく、そこら辺にいたら、あぁ彼らも普通の人間なんだなっていう感じになっちゃいますよね。ネットとかが身近になっちゃうと神秘性みたいなものが薄れちゃうのかな。

 

 

最近のキャッチフレーズは会いに行けるアイドルなんでしょうか?でもカリスマオーラがすごい人もいるんだろうか、らそういう特別な感じのもっとキラキラしたアイドルが見たかったです。