本格ミステリのアンソロジーです。この1冊でいろんな作家さんの作品が読めるという企画です。知らない作家さんを知るチャンスですね。そして知っている作家さんのお話はとても楽しみです。
ベスト本格ミステリ2015 感想
表紙はかわいい仔猫と髑髏の写真でそのアンバランスにびっくりしちゃいます。
※以下、少しだけネタバレを含む感想です
三橋春人は花束を捨てない 織守きょうや
また弁護士さんが出てくるお話なんですね。やっぱり自分の得意分野の本職を題材にするのは有利ですよね。私よく勘違いしてびっくりするんですが、海外ドラマでも見かける「ロースクール」をついつい「ハイスクール」の反対かと思っちゃうんですよね(笑)幼稚園じゃないよね、なんて変なことを思ってしまいます。ローは下とか低いじゃなくて法律のローですよね。といつも考えちゃいます。lowじゃなくてlawなんだよね。発音も違うんだろうか?本場の英語の発音を聞き比べてみたいものです。果たして私の耳にその違いは聞き取れるんでしょうか?
普通に離婚に際しての弁護士案件といった出だしなんですが、これからどう本格ミステリになるんでしょうか。楽しみです。きっとこの人は×××が欲しかっただけですよね。と予想を立ててみる。もしそうすると結構、狂気に満ちた作戦ですよね。ということで私の予想(推理とまではいかないけど)が当たっていました。でも、本格ミステリという感じではなく、弁護士物といった感じのお話でしたね。まぁよくありそうと言えば、ありそうな感じかなというところでした。弁護士さんにはそうリスクもあるんだなということを学びました。
織守きょうやさんの小説の感想
髪の短くなった死体 青崎有吾
まさかのノッキオン・ロックドドアの続きなんですね。って喜びましたが、ちょっと待って、まさかノッキオン・ロックドドアの小説におさめられていたお話ですか?2話目ですか?読んだことがあるのでちょっと残念です。トリックも覚えいていますし、新作が読みたかったです。なんで新作じゃなかったんでしょうか?残念でなりません。はやくシリーズ化して欲しいですね。ノッキオン・ロックドドアの2巻が読みたいです。
青崎有吾さんの小説の感想