ほのぼのでちょっと不思議なお話でした。味覚音痴だけど料理は上手に作れるなんてことは可能なんでしょうか???この小説を読むのに挫折しそうなんですが、まぁがんばって最後まで読んでみましょうか、とがんばってみました。
最近ミステリばっかり読んでいて、ほんわかほのぼの雰囲気を受け付けない体質になちゃったんでしょうか(笑)児玉さんのビジュアルが見たかったですね。表紙にはいませんよね?
ふしぎ荘で夕食を~幽霊、ときどき、カレーライス~感想
ほのぼのすぎて私には合わなかったです。というわけで斜め読みしちゃいました。全体的に何がやりたかったんだろう?って感じがしちゃいましたね。行き当たりばったり系?
幽霊なら幽霊。恋愛なら恋愛。友情なら友情。神様なら神様。と的を絞った方がよかったもしれませんね。全体的にぼんやりとした小説でした。このお話で小説賞を受賞しているの?WEB系とかなら、こういうものありかもしれませんが、ちょっと驚きました。
そして私はファミリー系や感動系なお話はやっぱり苦手です。もっと謎や秘密やちょっと不思議や怖い系のお話で、物語の先や結末を自分で想像しながら読むのが私は好きなんだなと改めて実感しました。食べ物の描写より、はやくストーリーを進めて欲しいと思う私には、もうこの手の物語は読めなくなってしまったんだなと悲しくなりました。
※以下、少しだけネタバレは含まない程度の感想です
うーん、出だしから主人公の性格についていけないです。自分の大好きな人や女の子にはとことこん甘いんだけど、イケメンの先輩にはきびしいという。なんだろう、なんか読んでいてイライラしちゃいましたね。誰にでも、やさしいならよかったんですけどね。
なんか主人公が嫌な奴だなって思ってしまったら、もう彼のことを受け入れられなくなっちゃって読むのが辛かったです。主人公も夏乃子さんにした方がよかったんじゃないかなって思っちゃいましたね。