高田崇史さんの20周年記念ということで、どんなキャラが入り乱れているのか楽しみです。と思っていたら、いろいろな作品のコラボ企画ではなかったみたいです。最後の話だけが、そういう感じでした。
今までのおさらいはこちらから
■QED 月夜見 感想
■QEDシリーズ 白山の頻闇 感想
■謎の館へようこそ「黒」新本格30周年記念アンソロジー 感想
■古事記異聞1巻 鬼棲む国、出雲 感想
■古事記異聞2巻 オロチの郷、奥出雲 感想
試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集 感想
今回の小説のうちの何作か読んだ記憶がありました。あとは読んだけど忘れているという物語もあったっと思います。一番満足できたのは、最後の雅ちゃんとタタルさんたちの競演でした。またこういうお話が読みたいですね。毒草師さんとかも出てくると楽しいですね。
※以下、少しだけネタばれを含む感想です
QEDシリーズ
1話目はこれって新作かと思いきや、謎の館へようこそ「黒」新本格30周年記念アンソロジーに載っていたお話ですよね?館じゃないよねと思った記憶があります。
2話目もかなり前に読んだことがあるような気がします。タタルさんの中学生時代や、あの先生や犯人ことはなんとなく覚えていたお話です。でも、まさか鴨志田翔一くんがタタルさんと同い年で、しかもクラスメイトだったなんてびっくりです。前回読んだ時は、まだカンナシリーズを読んでいなかった時だったんでしょうか?
それとも単に私が忘れていただけでしょうか。(あとがきで修正や加筆してあるとあったので、私の記憶が間違っているかどうかは読み返してみないとわかりませんね)こんなところでカモシーに会えるなんてですね。と思ったらカンナの主人公ではなく、お兄さんの方だったのかな?もう記憶があいまいになっています(笑)
千葉千波くんシリーズ+α
千葉千波くんシリーズも読んだはずでが、覚えていませんね(笑)5番目の話は誰の話かわかりませんでした。どのシリーズ物のお話だったんでしょうか。6番目のお話もどのシリーズかわかりませんでした。いいお話でしたね。私が忘れてしまったシリーズでしょうか?
木曾殿最後
雅ちゃんとタタルさんのコラボですね。奈々ちゃんたちが結婚していてよかったです。安心しました。沙織ちゃんも無事にあの人と結婚したんですね。人物的な繋がりも楽しかったですし、歴史の謎の木曾のお話とかも楽しかったです。また彼らの競演作が読みたいです。
木曾の義仲って世間的には知名度ってあまりないみたいですよね。家族でテレビを見ている時に義仲特集をやっていたんですが「誰?」って言ってました。なので「源頼朝や源義経のいとこだよ」と教えてあげたんですが、それでも「ふーん」って感じで切なかったです。ましてや巴御前や山吹のことや兼平のことなんて知らないみたいでしたね。学校の授業で習わないことってあまり浸透しないものですね。それが寂しいです。