いよいよ月太朗くんがなぜペンギンなのかの秘密がわかってしまう巻です。やっぱりそこらへんの話は悲しさがつきまといますね。あぁやっぱりって感じの展開 だったのでさらに切ないです。予想が当たってもあまりうれしくないですね。今後の展開もちょっと切ない系になってしまうんでしょうかね。
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児童文学としてのテーマ
死神うどんカフェ1号店シリーズ。児童文学にしてはやや重たいテーマの本です。これからどんな展開になるんでしょうか。淡々としている日常もいいですが、ぐわーーーーと盛り上がって続きが気になるーーという展開を期待しています。しかも悲しい方向ではなく、楽しくなる方向で。今回もイラストがとってもかわいくてよかったです。
※以下少しだけネタバレを含む感想です
他には新キャラが2人もでてきます。だんだんと希子ちゃんの人間関係がよいものへと変化しています。うらやましい。学校生活も楽しくなりそうです。その分、今回 はほとんど深海さんの出番がなかった感じがします。残念。目黒先輩も前回ほどのインパクトがなくなってしまいましたし。そしてクラスメイトの名前はおろ か、顔すらおぼえていない主人公、ひどすぎですよ…実際その立場にあわされたら泣きそうです。
しにう荘のメンバーだけの短編とか読んでみたいですね。彼らの本業の話とか、人間界での苦労話とか知りたいですね。本業の詳しい仕組みなんかも興味あります。うどんカフェの日常とかも読んでみたいですね。彼らが主人公のスピンオフ物語が発売されることを祈っています。
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