とある飛空士への夜想曲の下巻は、もう最初から悲しい予感しかしませんよ。この巻はそんな予感で溢れています。涙無しでは読めそうにありません。
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散っていく登場人物
あまり深く知らない人物が散っていくのも悲しいですけど、やっぱり予科練時代をもっと丁寧に描いてあればきっと涙を流せたんだろうなと思うと、ちょっと残念でした。
※以下少しだけネタバレを含む感想です
あと波佐見さんいい人だった。ユキちゃんと千々石は彼に感謝しなくては。最後の波佐見さんと千々石のやりとりもよかったです。千々石がかっこよかったですね。
海猫さんとの決着
海猫さんとの決着がまさかそうなるとは!!うん、これはどっちに感情移入して読むかでだいぶ印象が違うのではないかと…まぁ、結末はある意味落ち着くとこに落ち着つきましたよね。はじめから結果がこうなることがわかっていただけになんか切ないですよ。
なぜ千々石はビーグルのイラストを誰が描いたか、はぐらかしたんだろう。なんか意味があったんでしょうか?ちょっと不思議なやりとりがありました。気になります。
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