日向夏

薬屋のひとりごと4巻 感想

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

薬屋のひとりごと 4 (ヒーロー文庫)

今、私の中で一押しな後宮謎解きミステリーラノベです。冷めた主人公(女)がクールというかやるきなさげに(笑)しぶしぶ(?)謎を解いていきます。それに振り回される宦官さんとのやりとりがおもしろいです。

今までのおさらいと5巻以降の感想はこちらから
薬屋のひとりごと3巻 感想
薬屋のひとりごと5巻 感想
薬屋のひとりごと6巻 感想
薬屋のひとりごと7巻 感想

薬屋のひとりごと4巻 感想

1巻はストーリーはとてもおもしろかったんですが文章的に物足りなく感じてしまいました。2巻も相変わらず話はおもしろいんですが、文章の量が増えすぎて逆に読みづらくなってしまって残念でした。3巻もやっぱり話はおもしろいんですが、小さな話がたくさん積み重なっている感じでちょっと、話の流れのぶった切り感がもったいなかったです。

 

そして今回の薬屋のひとりごと4巻はやっと文章がちょうどいいバランスになってとても読みやくなりました!!もちろん話は相変わらず最高におもしろいです。ただ今回は猫猫(マオマオ)が主人公というよりは、まさかのあの人が裏の主人公って感じでしたね。最後まですごかった。いつも例の猫猫に振り回されているあの人とは別の人ですよ(笑)まさかここにきて覚醒するとは(笑)

※以下少しだけネタバレを含む感想です

 

それにしても前回も思ったんですが、小説が始まる前になぜ煽り文句がついているんだろうか?いや、確かにおもしろいんですよ。私もこの物語大好きですよ。でもそれは帯とかに書けばいいんじゃなかろうかと…なんか期待値上げすぎでかわいそうな気がしちゃうのは自分だけだろうか。

 

シリアス長編

今回は割りとシリアスで長編といった感じでしたね。そんな中にありながらも猫猫はやっぱりいつもの猫猫で素敵でした(笑)テンポも良くたいへんおもしろかったです。ちょこちょことした謎や大きな謎、敵さんとのやりとりとか、いきなり例のあの人との関係が進展してしまったり(ん?本当に進展したと言えるのか!?笑)とか今回もおもしろかったですね。次巻も楽しみです。

関連記事
薬屋のひとりごと5巻 感想