ほのぼのファンタジーです。かみさまが読む新聞、かみさま新聞をつくっている新聞社のお話の第２弾です。主人公悠馬くんがなんだかんだで局長にすごいつっこみをいれられるようになっていてびっくりです。でも楽しいです。成長（？）したんですね。それにしても肉球が愛らしい。肉球に釘付けです。
いままでのおさらいはこちらから
神様の数え方
１巻で気になっていた神さまの数え方がちゃんと「柱」になっていてよかったです。今回は方言ネタがなくて残念です。あかりちゃんとそのクラスメイトくんたちが出雲弁でしゃべっていたら、かわいかったのになぁ。
※以下少しだけネタバレを含む感想です
合コンで神様がいないと人間が不機嫌になるっていう設定はどうなんだろう？？？ちょっと共感できませんでした。神様がいてもいなくても素敵な縁があればいいと思うんですけどね。それを全部神様の在、不在の所為にされちゃうのは神様もかわいそうで大変だよ。ってそもそも神様話で合コンネタっていうのが、あかりちゃんと同じでちょっと自分には受け付けられませんでした。
拍子抜け
あの説明で神様の存在を信じちゃう藤野さんもすごいけど。そして藤野さんの話は特に盛り上がることなくあっさりと事後報告だった…えっ！？そこ今回のメインじゃなかったの！？なんかすごい事件が起こるんじゃないか、そしてそれをどう乗り越えるのかと期待していたんですが、拍子抜けです。しかもそれも神様のおかげになっちゃうの？？？藤野さん個人のがんばりだよね？？？なんか納得いかないなぁ…もやもやしちゃう。
あやかしバトラーズ
あやかしバトラーズって某妖怪ウォッチが浮かんできちゃいましたよ（笑）カードゲームってやったことがないので仕組みがわからないんですが、数値が書いてあって自分で足し算とか引き算、掛け算、割り算とかして数字で戦うんでしょうか？子どもたちは暗算が得意なの？偶発的な要素はないの？コンボって何？トランプみたいな感じ？？？未知の世界なので今度気が向いたら調べてみようと思いました。お話としてはこの話が一番好きでした。犬神さまがかわいいです。そしてこの神様が一番神様らしいですよね。
正体
あかりちゃんのお父さんの正体はすぐにわかりました。だんだんミステリ慣れしてくるとこういうミスリード要素にはひっかからなくなっちゃってさみしいんですよね。あっと驚きたいんですけど、騙されなかった自分もほめてあげてたいです（笑）そして肝心のお父さんがなぜいなくなったかという理由は、そこまで他人のプライベートには踏み込みこめないよという理由で教えてもらえませんでした！！おいっ！！今回そのことであかりちゃんに散々振り回されたのになんだか釈然としません…そこは投げないでおくれ。
レギュラー
あとは和菓子屋の孫息子くんもレギュラー出演しちゃえばいいのに。おじいちゃんもちらっとでも出てきたらうれしかったのになぁ。次巻もあかりちゃんは出るんだろうか？こっちはレギュラー決定なのかな？
陰陽師バトル
今回は恭平先輩の陰陽師バトルがありませんでした（笑）あったらあったでびっくりしますが、なかったらなかったでさみしいです（笑）もうネタとして１冊に１回陰陽師バトルネタをいれてくると思っていたので残念ですよ。３巻ではぜひ主人公そっちのけで怨霊や悪鬼と戦って欲しいです（笑）
