今までのおさらいと4巻以降の感想はこちらから
■忘却探偵1巻 掟上今日子の備忘録 感想
■忘却探偵2巻 掟上今日子の推薦文 感想
■忘却探偵4巻 掟上今日子の遺言書 感想
■忘却探偵5巻 掟上今日子の退職願 感想
■忘却探偵6巻 掟上今日子の婚姻届 感想
■忘却探偵7巻 掟上今日子の家計簿 感想
■忘却探偵8巻 掟上今日子の旅行記 感想
■忘却探偵9巻 掟上今日子の裏表紙 感想
■忘却探偵10巻 掟上今日子の色見本 感想
■忘却探偵11巻 掟上今日子の乗車券 感想
■忘却探偵11巻 掟上今日子の乗車券 感想
■忘却探偵12巻 掟上今日子の設計図 感想
語り部さん
今回の語り部さんは刑事さんたちでした。1話ごとに違う刑事さんです。事件の内容はドラマで使われているのと一緒でした。内容は微妙に違いますけど大筋は一緒です。小説ではふつうのキャラとして登場していましたけど、ドラマでは大活躍の大出世した(悪い意味で・笑)キャラもいました。
※以下少しだけネタバレを含む感想です
今日子さんがなんかもうお金お金で、がめついし怖いって感じですね(笑)ふてぶてしくて図々しくて。それと自分の推理をよりよくしようと自分でリセット(眠る)しちゃうんですからね。便利ですけど怖いですよね。次の瞬間、自分が誰だかわからなくなるんですよ。自分で自分の存在を消しちゃうみたいなもんですよ。それを推理のためだけにあっさりとやってのけてしまう精神力ってすごいを通り越して怖いです。なんか今回の今日子さんはそういう意味においても怖いなって感じがしました。
今回も忘却探偵の成り立ちみたいなお話がでてこなくて残念でした。それはいつか明かされるんでしょうか?今のところドラマと同じ事件なので、小説を読んでいてもあまり楽しくない(笑)ドラマのおさらないみたいな感じで物足りない。やっぱりドラマを見る前に原作を読んでおくべきだったかなと反省中。次巻はドラマでやっていないストーリーだといいなぁ。はやく小説を小説として新鮮な気持ちで楽しみたいです。
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