ジョーカー・ゲーム1巻【小説感想】手に汗握るスパイ養成学校D機関【アニメ原作小説】。アニメがおもしろかったので原作小説を読んでみることにしました。小説もすごくおもしろかったです。
アニメと2巻以降の感想はこちらから
D機関のDって何?
ところでD機関のDって何ですか?原作を読んだらもっとキャラがわかるのかなと思ったらそうでもなかったですね(笑)結局みんな偽名ですしね。でも彼らがなぜスパイになったのかはわかった気がします。お国のためでもなく名誉や地位や権威のためでもなく、ましてやお金のためなんかでもなくて×××のためにって感じでしょうか。そしてさらに彼らにとっては最高のゲームなんでしょうね。きっと世の中には現実にもこういう風な人たちが本当にいるんでしょうね。スパイは命のやり取りをしないっていうのも衝撃的でしたね。でも言われてみれば確かにそうかもな理由で納得ですね。
※以下アニメとの比較をしながら、ネタバレしない程度の感想です。
ジョーカー・ゲーム(アニメ1話、2話)
スパイ養成所に入るための試験がすごい。こんなのに答えられる人がいることにびっくりします。天才を通り越して変人なんじゃないだろうか。でも実際にこういうことできちゃう人っているんでしょうね。うらやましいような、うらやましくないような。
あのネタはアニメにできなかったんだろうなぁっていうのも含まれていました。これがあった方がもっと納得できたんでしょうけどね。でもアニメより小説の方が
幽霊(ゴースト)(アニメ8話)
これはアニメでやっていなかった話でした。そしてすごくおもしろかったです。なんかもう最後は背筋がぞくぞくしてきちゃいました。スパイって恐ろしい!!いずれこれもアニメで放送されるんでしょうか?と言っていたらアニメ8、9話のダブルジョーカーに集約されちゃってました。でもこの話は小説の方がおもしろかったです。
ロビンソン(アニメ5話)
アニメでは生々しい感じは避けていたという感じですね。フライデーの内容とかちょっとぼかしてある感じがするのは仕方がないですね。小説の方がおおーと納得できる感じがしてよかったですね。暗号の話しかり、魔王のことしかり、体術の話しかり、背中がぞくぞくしちゃいます。演出的にはアニメの方が視覚から入ってくるのでインパクトはありますね。順序的な見せ方もアニメの方がかっこよかったですね。なぜか最後にあの人が登場しちゃっていましたしね。
魔都(アニメ4話)
アニメより背景が詳しく説明されていて、これまた納得しながら読めてよかったです。っていうかアニメだとこういうネタってあまりつっこんで描いちゃだめんだろうなって感じなのかなと勝手に推測しています。昔の時代背景とかわかりやすかったです。頭文字(イニシャル)はDって一瞬違うものが浮かんできました(笑)D機関のDってなんですか?そしてちょっと微妙にアニメと違うところがありましたね。真相がアニメより小説の方が怖いよすごいよって感じでした。身震いしちゃう恐怖を感じちゃいました。底なしの闇みたいな、本当にスパイってすごいというかなんというか、怖いなぁ。
XX(ダブルクロス)
これもおもしろかったです。スパイの活動内容というよりはスパイのあり方を問うって感じですかね。
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